原題:King Lear
上演劇場:デューク・オブ・ヨークス劇場
収録日:2018/9/27
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ジョナサン・マンビィ
※公式サイトより引用
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ナショナルシアターライブでリア王を見るのは二度目。
前回とは違う演出のものになります。
▼前回はこちら▼
今回の演出バージョンでは、
私が感じているリア王のイメージど真ん中!というくらいで、
知ってる台詞も忠実に丁寧に描かれていて、感動するレベルでした。
まさに正統派で上質な舞台。
奇をてらっていない。
でもこの作品は、忠実になればなるほど私には苦し過ぎて辛い…
あぁ…
若い人がリア王をやったりなど色々ありますが、
やっぱり年齢を重ねた方が、
この悲劇を大真面目にやられるのが面白い。
今でも新しい翻訳書籍が出版されたりしています。
悲劇、悲劇と言われますが、
案外笑えて面白い作品と表裏一体なのではないかと、
ちょっと感じてきているこの頃です。
描かれていることは悲劇的と言われるに等しい酷いことばかりですが、
「酷すぎて逆に笑えてくる」
という境地が見えたりするのです。
そんな偉そうなことは言えるほど詳しいわけではないのですが(^^;
まだまだシェイクスピアは奥が深いなと思います。
▼リア王は映像化もされているので、色々見てみたくなります。
▼そしてリア王と言えば、この方のこの本。