ミュージカル「スリル・ミー(Thrill Me) 2018」
男2人とピアノ1台のみで繰り広げられる究極の100分間。
<会場・日時>
2018年12月15日(土)~2019年1月14日(祝)
東京芸術劇場 シアターウエスト
<キャスト>
私役: 松下洸平
彼役: 柿澤勇人
ピアノ:朴勝哲
<スタッフ>
原作・音楽・脚本:ステファンドルギノフ
翻訳・訳詞:松田直行
演出:栗山民也
世界一大好きなミュージカル「スリル・ミー」が遂に再演!
4年ぶりです。
そして、初演キャストの松下洸平さん・柿澤勇人さんがペア復活。
↓2012年のプロモ映像
↓2018年のプロモ映像
決まった瞬間からずっとずっと楽しみで。
絶対に行くと決めていて。
やっと来ました年末。
本当に待ってた。
待ってたよ。
しかも、今回初日に行けるという幸福。
意を決して観劇。
あ~帰って来た。
帰ってきました。
大好きなあの二人の空気。
水面下で動くような、どばっと持っていかれる感じ。
何だか熟練夫婦のようでした。
初演から7年もやっていれば、そうか。
そうですよね。
一番色気がないペアなんて、
全ペアを見てきた友人に言われたことがありました。
初演からのペアをコンプリートしてる私も、
確かにこのペアは一番色気がないと思います(笑)
この二人のすごさはズバリ、幼馴染・同級生感。
圧倒的にそこがずば抜けてます。
生まれ年が同じっていうのもあると思いますが、
本当にクラスメイトで小さい頃からずっと近くで育ってきたんだろうな~
っていうのが手に取るように伝わってくる。
そして若さゆえの過ちというのが見えるのも良い。
とにかく二人の間のリアルさが尋常じゃないです。
二人はお互いを罵るような言葉を沢山言ったりしますが、
もうそれはお互いを心の底から信頼していて、
「お前ら、本当は大好きだな~二人ともぉおおお!」
と心の中で叫んでばかりです。
尾上・柿澤ペアを見た後ですと、
インパクトに負けちゃうかもしれないけど、
あの手の内を知りきった感のある落ち着いた空間は、
初演からの2人しか出せない気がします。
もちろん圧巻で、スタオベの初日でした。
(ちょっとぎこちない柿澤さんとか、歌詞飛ばしちゃう?松下さんとか、
その辺りは何だか初日らしい初日でしたがw)
そう言えば、ピアノは使うメーカーが変わった?のか、
音が馴染みあるピアノの音じゃありませんでした。
アップライトピアノってやつでしょうか?
呼吸とるタイミングとかも絶妙に違ってました。
2018年バージョンなんですかね~
今回は、年を跨いだ公演で、
次の年まで上演は続いていきました。
スリルミーで年越しなんて素敵!(違
ちょっと暗くて癖はある作品ですが、
非常にライブ感の強い作品です。
是非沢山の人に感じて見てほしいです…!
何回でも何回でも、再演してほしいなぁ。
劇場が変わっても、そこにある空気は同じ。
何度でもあの世界に浸りに行きたい。
本当にこの作品には出たいくらい大好きで、
スタッフになるか女性版の上演を願ってやまないです。。。
神様~!お願いします~!!!