2019/05/16 こまつ座 第127回公演「木の上の軍隊」 14:00

2021年5月11日火曜日

こまつ座 観劇 山西惇 松下洸平

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井上ひさしメモリアル10 こまつ座 第127回公演
「木の上の軍隊」

<日時・会場>
2019年5月11日(土)~19日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

2019年6月26日(水)
沖縄県 沖縄市民会館 大ホール

<キャスト>
山西惇、松下洸平、普天間かおり

<スタッフ>
原案:井上ひさし
作:蓬莱竜太
演出:栗山民也

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前回公演のキャストが続投し、
前回以上にパワーアップした公演でした。

リアルなのか虚構なのか境目が分からなくなるくらい、
のめりこんで見ることが出来るのは、
出演者お三方の絶妙なバランスが見事だからなのかなと。


山西さんの強情な上官。
松下さんの憎めない新兵。

松下さんは少ない出演者の作品で、
バランスを出すのがとても上手ですね。
(けっこうそういう作品への出演が多いイメージ)


普天間さんの語る女は、
本物だぁ…と毎回感嘆してしまう美しさと色気。

私は両親含めて千葉県出身で、
なかなか戦争に縁がある出来事が多くない土地柄と言いますか、
大きく意識しながら生きてきたことはないため、
どこか遠くに感じてしまっているのも事実です。

祖父母から戦争の話を聞いたこともなく、
これから聞くこともできません。

色々な番組で夏頃になると取り上げられるのを見てきたのが、
私の中での戦争のイメージ。
どこか虚構で遠い国のような感覚で。

到底すぐには理解できない大きな力は、
日本ではこれからも"戦争"という題材として描かれていくのだろうなと思います。


沖縄には縁が全くない私ではありますが、
語る女の役、いつかやってみたいなと思いました。


前回(2016年)の観劇もブログに残していたのですが、
2016/11/10 こまつ座 舞台「木の上の軍隊」19:00 初日

ここでも同じこと書いていて笑っちゃいました。
何年経っても結局私の根本は変わっていないのかも(;^^)



語る女の役、本気で目指します。
というよりも、こまつ座さんの作品に出たい。
井上ひさしさんの世界に、入りたい。



色々なインタビューでも書かれていた、
沖縄公演の実現。

実際の舞台となった地で上演することは、
それはそれはとても大きな意味があったと思います。

沖縄公演の実現、本当におめでとうございました。


▼こちらに沢山の舞台写真が載っています。


▼初演の舞台は映像化されています。
 この時の新兵は藤原竜也さん。

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