引き寄せ、という言葉が結構浸透してきた今。
それを「恋愛」と掛け合わせることもできるだろうなと漠然と思っていたわけですが、
タイトルからして、
「まさしく私が探していた本だ!」
と思い購入。
ついつい行ってしまいがちな、
「でも」
「だって」
そんなネガティブ女子を卒業して、
自分の願いに素直になることをこの本では伝えてます。
西原さんの師匠は、
引き寄せブログで有名なhappyさん。
ご自身の体験に基づき、読者目線に寄り添った文章は、
好感度が高くて自分でも実践できそう!と思える内容ばかり。
「引き寄せの法則」はなんと物理学がベースだそうで、
つい占いだったりの目に見えないものを懐疑的にとらえがちですが、
そこに乗っかって信じてみるのもありなんじゃないかと。
「私たちは粒であり波である」
というのは、
先日読んだ「漫画 君たちはどう生きるか」にも近いことが書かれていたりしました。
引き寄せの原理は、
「自分が発した波動と同じ波動の物事が自分に起こる」
でも波動が実現化されるまで1ヶ月かかるのだそうで、
ついつい、ネガティブになりがちな人たち、
今すぐに願いを叶えたいという思いから止めてしまう人たちへ、
引き寄せノートを使って、
より願いが叶いやすくなる心・体を保てるようにしてくれるのですよ~
と本書では説いています。
人間が意識して行動できるのは全体の5パーセントだそうで、
(これも良く見聞きする話)
95パーセントの無意識に任せるのが引き寄せの鍵なんだとか。
ただ、無意識は良い悪いのジャッジができないので、
悪いことも引き寄せてしまうし、
どうせ無理だろうなと思っていると叶わない。
おおお、何だか今までかいつまんで知っていたことが、
とてもクリアになる本です。
無理と思っているのは、自分の5パーセントの意思だけなので、
95パーセントの無意識に託せば良いのだと。
確かに良くないことって重なったりするよな~と
自分の過去を思い返したりするわけです。
もちろん、恋愛引き寄せノートというタイトルだけあって、
恋愛についても丁寧に書かれています。
つい、恋愛だと必要以上に
「不安、焦り、悲しみ、不満」
など負の感情を持ってしまいがちですけど、
その感情から、
ニュートラルな感情(安心感)を取り戻すのをおすすめしています。
これは私も目からうろこでした。
確かに暗くなっているときに無理に明るくしようとしてもつらいだけ。
だったら、ノーマルな状態に戻るのなら、
大分楽な心持ちになれそう。
「今この瞬間には何も心配することは起きていない」
このフレーズが本書の中で一番好きでした。
つい不安を寄せがちな私は、
この本を何度も読み返したいと思います。