2018/04/01 ミュージカル「Romale(ロマーレ)~ロマを生きた女カルメン~」13:30

2018年8月2日木曜日

KENTARO ミュージカル 伊礼彼方 花總まり 感想 観劇 謝珠栄 松下優也 太田基裕 中塚皓平 福井晶一

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ミュージカル「Romale(ロマーレ)~ロマを生きた女カルメン~」

<日時・会場>
2018/3/23(金)~2018/4/8(日)
東京芸術劇場プレイハウス

<キャスト>
花總まり/松下優也/伊礼彼方/KENTARO/太田基裕/福井晶一/団時朗
一洸/神谷直樹/千田真司/中塚皓平/宮垣祐也

<スタッフ>
演出・振付:謝珠栄
台本・作詞:高橋知伽江
原作:小手伸也
音楽監督・作曲:玉麻尚一
作曲:斉藤恒芳

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花總まりさまのカルメンが生で見れる…!
それだけでこの公演のチケットを取っていました。


宝塚時代にやられたキャラクターの中で、
伝説的に語られている花總まりさんのカルメン。


まさか生で見れる機会が訪れるなんて願っても見ず。


カルメンといえば、私にとってはオペラです。


歌の先生が演じられていたカルメンを観に行ったこともあったりして。


本にも映画にもなっている、
非常に派生作品の多い題材(?)


この情熱的な女性を、
気品あふれるお花様がやられる…

屈指のお姫様役者というイメージが強かったので、
どんな感じになるのか想像もつかず。


お花様のカルメンは、品がありつつも、欲望に真っ直ぐな女性で、
愛着がわいてくるカルメンでした。

ずっと目で追っていたい華やかさと可愛さ。
ロマとして生きていくことに、
むしろ誇りを持っている強さ。


お花さまのカルメン。
もう見れただけで感動…
圧巻の存在感でした。


女性一人だけのキャストでも、
男性の圧力に負けないで咲き続ける凜とした大きな花に見えました。



一方で欲望に翻弄されてしまうホセという男も、
怖くなりつつめっちゃ共感してしまった。

とにかく手に入れたい手に入れたい手に入れたい…で、
カルメンの周りの男性を殺してしまう。

そして、カルメン自身も殺してしまう…

愛しているがゆえに憎さ百倍。
何だか他人事には思えないホセの姿でした。



※最近月組で再演されたホセとカルメン

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