【書籍】「毎日を好きなことだけで埋めていく」本田晃一著

2022年9月21日水曜日

自己啓発 書籍

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本田晃一さんと言えば、
日本一の個人投資家:竹田和平さんに後継者としての打診を受け、
直接ご本人から帝王学を学んだ方。

知人から勧められた時も、
お金に関する書籍の著者としてだったので、
お金の人というイメージが私は強い状態でした。


そんな中、会社帰りに寄った本屋さんで新刊の棚にこの書籍を見かけまして。

こういうタイプの書籍も出されているのか~!と何気なく買い、
すぐ夢中になって読んだ記憶があります。


その時から3年。
改めて読み返してみました。


内容としては多くの方が書かれている事と重なる部分はありますが、
何よりもこの書籍で良いなと思ったのは、
段階を踏んで好きなことで毎日を埋めていくステップが書かれている事、
そして好きなことで毎日を埋めていった先の状態も書かれていることでしょうか。


本書での言葉を引用すると、
「心の目盛り」
をどんどん上げていくのが自分の好きなように生きるポイント。

最初はマイナスになってしまっている人はゼロに戻し。
そこから少しずつプラスに持っていく。
そして0.5まで来たところから更に先に進むには?

それが段階を追って丁寧に書かれています。


➡マイナスをゼロにする
(色々な我慢を止めて、マヒ状態をほどいていく)
(心がクリアになってゼロベースへ)

➡ゼロからプラス0.5にする
(少しずつ好きなことを始めてみる)
(100パーセント自分のために行動する)

➡プラス0.5からプラス1にする
(人の喜びのために、自分の喜びを使っていく)


そう!この最後の0.5を1にするポイントについて丁寧に解説されているところが、
この書籍で一番良いなぁと思った点です。


・自分を犠牲にするのではなく、自分の喜びを使って、人を喜ばせることができたら、それこそが最上級の幸せ。
「100パーセント自分のため」に飽きたときこそが、どうやったら、そんな幸せを得られるのかを考えるタイミング。


「他人のために」と簡単に言いますが、
最初からそこを目指してしまうと、
苦しくなってしまうのが本書を読むと良く分かります。

実際にそれで仕事が辛くなってしまったり、身体を壊してしまった人もいるはず。

確かに、最終到達はそこに行きつくのだとはと思いますが、
でも結局、それは自分が整っていればというのが大前提。

順を追って丁寧に満たしていくことが、
好きなことで毎日を埋めていくときにも大事なんですね。


そして、時々疲れたり怒りを覚えるようなことがったりして、
心の目盛りがゼロやマイナスになってしまうこともあったら、
その度にまた丁寧に自分を癒し休みながら、
またゼロポイント0.5ポイントに戻ればいい。

必ずの正解はないからこそ、自分なりの正解を日々見つけていきたいです。


色々な書籍を読んできた方でしたら、
散らばっているピースの形を整えて、
一つの大きなパズル・地図を作ってくれるような。
そんな書籍です。

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