entertainment UNIT *danke*
7th produce stage
「今夜だけは月が綺麗ですね。」
<日時・会場>
2019年6月19日(水)~23日(日)
池袋シアターKASSAI
<キャスト>
藤原いろは:豊川久仁
筑波庵:吉川政博(*danke*)
藤原ことは:大橋葉月(*danke*)
森欧花:一条美帆
逢見結:伏見理夏
家桐すすと:成田圭吾
西大寺トミオ:川上雄大
太宰よし子:金井 愛
有明暁:松浦志歩
〈上弦の月〉
平群 やまと … 夏野うみ
京極 月乃 … いそのさやか
明石 … 山井克馬
六条 紫 … 篠原雄大
京極 月代 … 古川結理
石川 朝花 … 小笠結愛
〈下弦の月〉
平群 やまと … 富山光斗
京極 月人 … 宮口嘉行
明石 … 大和真依
六条 紫 … 松村若葉
京極 月代 … 田原遥菜
石川 朝花 … 小林梨沙
「相貌失認」
― 脳障害による失認の一種で人の顔を見ても識別が出来なくなる症状。
「代筆屋」の彼女は今日も、顔も分からない他人の想いを、
何も分からない他人に宛てて手紙を書く。
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同じ劇団に所属していたうみちゃんが出演しており、観劇。
出てくる言葉がとても綺麗で、
懐かしい文学作品を読み返したくなりました。
作品紹介の文章から、とっても綺麗!
以下、公式サイトから引用させていただきますm(__)m
*introduction*
彼女はただ、文字を書くことが好きだった。
彼女はただ、人の話を聞くことが好きだった。
彼女はただ、人の顔を覚えられないだけだった。
「相貌失認」
脳障害による失認の一種で人の顔を見てもその顔の識別が出来ず、
誰の顔かも分からず、
もって個人の識別が出来なくなる症状。
まだ一般的ではないこの症状を抱えた少女は、
生きることに絶望する前に「代筆屋」を始めた。
それは、様々な事情で誰かに「手紙を書きたい」けど「書けない」人の代わりに、
その想いを書く仕事。
書体や言葉を自在に操る彼女の元へはたくさんの依頼が舞い込み続ける。
彼女は今日も書く。
顔も分からない他人の想いを、何も分からない他人に宛てて。
彼女は幸せなのか
彼女は何故生きることに絶望しなかったのか
彼女は何故――――
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やってくるお客さんたちが個性的でありつつも、
自分が共感できるところも多く、自然と親近感が。
でも、もう切なすぎる連鎖に、
ボコボコに頭を殴られるくらいに苦しくなり…
超切なすぎるラストは、
ハッピーエンド取るかバッドエンドと取るのか。
人によって意見が分かれそうで、
色んな人と感想を言い合いたくなりました。
開演前トークではこんなにも和やかだったのに…w
(写真撮影OKでした)
主人公をされていた豊川久仁さんがキュートで個性的な雰囲気が、
いろはちゃんにピッタリでした。
ダンスがキレキレだったのもビックリでしたし、
子役から活動されている中で今回初めて主役をやったというのが、
何だか親心で感慨深くなり…( ;∀;)←
今回、ダブルキャストで性別が変わるというのも面白かったです。
名前も良い感じに変更が少なくなっていて…!
(名前変わると、シングルキャストが大変ですよねぇ…(;・∀・))
実はこの時に、2019年9月に私が共演することになる、
松浦志歩ちゃんも出演していました。
その後に出会うとは、縁というのは面白いですなぁ。
素敵な作品をありがとうございました。
▼相貌失認を扱った作品を探していたら見つけました。
読んでみたい。