恋愛関係の記事や書籍を見ていたら、
必ずたどり着くであろうぐっどうぃる博士さん。
名前のインパクトがすごいw
ネットで検索をしてもかなりの記事が見つかります。
書籍の多さもかなりのもので、
恋愛に悩む女子なら一読したくなるようなものばかり。
私も結構気になるものを、ぱぱぱ~っとまとめ買いしてあったものに、
やっと手を出し始めました。
博士号を持ってらっしゃるというぐっどうぃる博士さんの本は、
さながら研究論文の発表のような、
非常に論理だてられていて、他の恋愛本とは一線を画します。
結構女性が書かれたものは、
感情論というか、ほわ~っと優しい口調で諭しつつ、
でも伝えたい情報はタイトルに集約された1点についてだけで、
あまり情報は多くないことがあります。
ぐっどうぃる博士さんのは、もう多方面から論文をかっさらって、
他の人なら何冊も書けちゃうよ!?というような情報量。
論文というより、辞書と言った方が適切かもしれません。
こちらの本は、結婚をしたい女性について、
結婚にたどり着くための相手選びから、自分自身の心構え、結婚を勝ち取るまでのプロセスなどなど、
非常に論理的かつ戦略的にまとめられてます。
これを読むと結婚って本当に就活のような気がしてなりませんw
御社とマッチするかどうか。
優秀な人材でも、会社と合わないと判断されると内定はもらえないので、
自分と合う会社を探し続けます。
この本でも、結婚を考えてくれない相手の場合は、
離れる覚悟も必要ということを話しています。
つまり、「本気で結婚という会社に入社したい人の参考図書」
という位置づけと考えた方が無難な本です。
文章の中に出てくる参考図書も恋愛本から考えられないものばかりw
理論的かつ明快。
理系よりの私は非常にわかりやすかったです。
(できるかどうかはさておいて…)
また、
人間は、相手を役割で見ている。モノとして見ている。
という話が何回か出てくるのですが、
とてもとても、ハッとさせられることばかり。
ちゃんと対等な人間として、私は周りの人を見れているだろうか。
結婚という事以外でも胸に刺さります。
これだけ沢山結婚するための戦略についてまとめて書いている中で、
「終わりに」に書かれている内容がなんともシュールです。
これはぜひ本書を買って読んでいただきたい。
私がこの本の一番共感したところかもしれません(笑)
「結婚は人生にふくらみをもたせるもの」
将来楽しく生きていくなかで、結婚という選択肢も悪くないんじゃない?
というくらいの楽な気持ちでいるのが良いかもしれないですね。
kindle版も発行されているようですが、
私はお得な文庫本版をおすすめします!