2017/10/18 ナショナルシアターライブ「お気に召すまま(As You Like it)」

2018年2月7日水曜日

NTL シェイクスピア ナショナル・シアター・ライブ 海外演劇 感想

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ナショナル・シアター・ライヴ
「お気に召すまま」
(National Theatre Live: As You Like It)


<キャスト>
オーランドー:ジョー・バニスター
オリヴァー:フィリップ・アルディッティ
ロザリンド:ロザリー・クレイグ(『三文オペラ』)
シーリア:パッツィ―・フェラン(『宝島』)
タッチストーン:マーク・ベントン
フレデリック公爵:レオ・リンガー
前公爵:ジョン・ラム
フィービー:ジェマ・ローレンス
ジェイクス:ポール・チャヒーディ
アダム:パトリック・ゴッドフリー
コリン:アラン・ウィリアムス
シリヴィアス:ケン・ヌス


<キャスト>
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ポリー・フィンドレイ(『宝島』)
舞台美術:リジー・クラチャン
衣装:クリスティーナ・カニンガム
照明:ジョン・クラーク
音楽:オーランド・ゴフ
振付:ジョナサン・ゴダード
音響:キャロリン・ダウニング


<解説>
イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化してスクリーン上映する「ナショナル・シアター・ライヴ」の1作。男装の美女と騎士による恋の駆け引きを牧歌的に描いたウィリアム・シェイクスピアの喜劇「お気に召すまま」を収録。元侯爵の娘ロザリンドは、かつて父の領地を奪い侯爵となった伯父によって屋敷を追われてしまう。仲の良い従妹シーリアと一緒に、父が暮らすアーデンの森へ向かった彼女は、自分の身を守るために男の姿に扮して暮らすことに。一方、ロザリンドに思いを寄せていたオーランドは、訳あって訪れたアーデンの森で男装のロザリンドと再会するが……。

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シェイクスピアの有名な喜劇!

まだ見たことない作品だったので、
どきどきわくわくしながら、食い入るように見てました。
設定と展開が本当に見事だなと感服。


私のシェイクスピア作品への認識は、
膨大な台詞の中に一本繋がっていくような感覚があります。

ちょっと「えぇ!?」というような驚く展開もあるんですけど、
何だか受け入れてしまう、圧倒的な作品力。

言葉の力もありますね。説得力がすごい。
だから自分でやることにはビビってしまうところがあるのですが…


ナショナルシアターライブ上映のお気に召すままは、
オフィスから森への舞台転換が圧巻で、
不思議な森に迷い込んだような、幻想的な綺麗さが素敵。

照明も人の使い方もつい見とれちゃう舞台でした。


↑少し舞台の様子が分かります。

ロザリンド役のロザリー・クレイグの男装が麗しくて!
本当に、イギリス俳優さんの息するような演技は何なのでしょう。


どこかで見たことあるな~と思っていたシーリア役の子。
宝島で見事が主演を務めていた「パッツィー・フェラン」だと途中で気づく!
>>2015年:ナショナルシアターライブ「宝島」


演出が宝島のポリー・フィンドレイだそうなので、
その縁でしょうか。

宝島の舞台美術も美しくて見事!だったので、
今回も同じ演出家さんと聞いて納得。

机や椅子が森の生い茂る葉っぱのように様変わりするアイディアは本当にすごい。

ポリー・フィンドレイ演出作品、
いつか生で見てみたいなぁ。


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