映画「人生フルーツ」
監督:伏原健之
ナレーション:樹木希林
出演:津端修一 津端英子
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この作品を知ったのはTwitterだったと思います。
タイトルがいいですよね。
一気に気になりまして。
有楽町のビックカメラ上にある映画館へ、
かなり遅い時間に駆け込んできました。
お二人は沢山の書籍も出版されています。
もう、この本もタイトルがいい。
ほっこりさせられる。
この映画時には87歳と90歳に。
その御夫婦のほっこりドキュメンタリーかと思いきや。
戦争の兵器作りに関わり、
マッカーサーを出迎え(!)、
多数のニュータウン建設に関わってきた修一さんと、
その奥さんで料理上手な英子さんの、
平凡な日常から描き出される人生の味わい方を考えさせられる映画でした。
小さな事から、コツコツ。
自然体だからこんなにもグッと来るのかな。
英子さんの作る料理がどれも美味しそう…
イチゴのケーキに巨大プリン。
ガトーショコラにジャム…
(甘いものばっかり覚えてる(´-`*))
※↑この本にレシピが沢山載っているそうです。買う(´-`*)
そして庭の沢山の果物。野菜。
可愛い看板たち。
修一さんの手書きイラスト。
長く生きるほど、人生はより美しくなる。
そうありたい。
映画の中で、包み隠さず、
修一さんが亡くなったことを描き、
亡骸の映像なども使われています。
ありのままを受け入れて、
そして生きていく。
この映画にそのことが詰まっている気がしました。
よく生き急いでいると言われがちな私ですが、
(本人は自覚無し)
この映画を見て、ちょっと言われる理由が分かった気がします。
英子さんはまだまだご存命のようで、
1人暮らしになってからの新しい本も出版されていました。
人生が完成する日。かぁ。