劇団5454 第11回公演
『好き』
作・演出:春陽漁介
「好き」とは…
心がひかれること。
気に入ること。
自分の思うままに振る舞うこと。
または、そのさま。
<東京日時・会場>
2017年4月21日(金)〜30日(日)
赤坂 RED/THEATER
<キャスト>
板橋廉平
工藤佑樹丸
榊木並
高野アツシオ
竹間梨香
村尾俊明
森島縁
石田雅利絵
ご縁がありまして、観劇してきました。
5454と書いて「ランドリー」と読みます。
げきだんらんどりー。
(読ませ方がにくい!おしゃれ!)
この作品。脚本が!脚本が!!!
とにかく面白い!!!
ゆるっとした空気感に見える、
人間の心情にやられました…
出演者がリアルに、日常に居そうで、
でもちょっぴり不思議で、
でもリアルで…
ぐるぐるぐるぐる…
心をわしづかみにされました。
出演者皆さんのピースがピッタリはまっていて、
無駄がない演出もとても好みでした。
とにかく演出が上手だなと。
そして、キャスト皆さんの個性を充分に活かす動きと照明。
舞台セットの転換は無しなのに、
ちゃんと場面が変わるのですよね。
お見事。
ストーリーの中では、
お父さんと主人公のやり取りに涙腺が…
普通ってなんだろう。
お父さんの追い求めた普通って、
ついつい私たちが気にしてしまうこと。
どんな環境でも、
みんな一生懸命に生きているんだよなぁ。
ミュージカル好きにはニヤニヤしちゃう、
ちょっと色々見えた面白いシーンもありました( ̄▽ ̄)
いやー、ぜひ次回作も見てみたい!
この作品の雰囲気に、
赤坂レッドシアターの雰囲気とデザインもあってて、
ここで上演された縁も不思議だなぁと思ったり。
赤坂レッドシアターの看板。
デザインが好き。
この劇場もいつか立ってみたいところ。