2016/11/24 ブラナーシアターライブ「ロミオとジュリエット」

2017年1月11日水曜日

BTLive ケネスブラナー シェイクスピア ブラナーシアターライブ

t f B! P L

ブラナー・シアター・ライブ
「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)」

<キャスト>
ジュリエット:リリー・ジェームズ 
ロミオ:リチャード・マッデン   
マキューシオ:デレク・ジャコビ  
バルサザー:ニッキ・パテル     
ベンヴォーリオ:ジャック・コルグレイヴ・ハースト 
モンタギュー夫人:ゾエ・レイニー  
モンタギュー:クリス・ポーター   
キャピュレット:マイケル・ラウズ
キャピュレット夫人:マリサ・ベレンスン
ナース:ミーラ・シオール
パリス:トム・ハンソン
ティボルト:アンス・カビア
プリンス:テイラー・ジェームス
ロレンス:サミュエル・バレンタイン

<スタッフ>
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ケネス・ブラナー
演出・振付:ロブ・アシュフォード
収録版監督:ベン・キャノン
舞台・衣装デザイン:クリストファー・オラム 
照明:ハワード・ハドソン
サウンドデザイン:クリストファー・シャット 
​作曲:パトリック・ドイル 

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ミュージカルにもなっていて、超有名なこの作品。


主役の二人(リリー・ジェームズとリチャード・マッデン)は、
映画「シンデレラ」で共演しています。


その映画の監督がケネスブラナー
すごい再共演。


そういえば、映画シンデレラの吹き替えをしているのが
しろたんこと城田優くん

しろたんはミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ロミオ役をやっていたりと、
不思議な共通点ですね。



とにかく、ジュリエット役のリリーがとってもかわいい!
愛に全力で、相手が欲しくて離れたくなくてたまらない!
と言うのが、もう演技だけで溢れてくる。


日本だと高い声を使ったり、
少女っぽい動きをしてみたり、
こう、目先のスキルに頼ってしまう感じがあるのですが、
(私もついつい…ごにょごにょ)

自分の溢れ出るものから、
全てをぶつけて少女を演じる様子は、
ただただ唸るばかり。


ロミオが史実に忠実な、恋多き男で、
馬鹿な全力男っぷりがこれまた良いです。
(褒めてます。)


マキューシオが老人だったりと、
面白い設定もあるなか、
全然違和感なし。
むしろ口うるさい感じがとてもピッタリ。


ミュージカル版との違いで一番驚いたのが、
パリス伯爵。

まさかパリス伯爵まで死んでしまうとは露知らず…

そして教会にまでやってくるというのも、
なんともうざい(笑)

そして、ジュリエットのお父さん。
ミュージカル版で感じた温かさが、
あまり有りませんでした。

(ミュージカル版のお父さんは、石川禅さんがやられていて、それゆえの温かさもあったかも?)

もう、超亭主関白で高圧的。
あれじゃあ自我に目覚めたジュリエットも逃げ出したくなるw


若さゆえの勢いがストレートならではの疾走感で表現されていて、
ミュージカルとはまた違う魅力を感じました。


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