ブラナー・シアター・ライブ
「冬物語(The Winter's Tale)」
<キャスト>
ポーリーナ:ジュディ・デンチ
マミリアス:ピエール・アトリ
マミリアス:ルディ・グッドマン
カミロー:ジョン・シュラップネル
アンティゴナス:マイケル・ペニントン
クリオミニーズ:アンス・カビア
ダイオン:スチュアート・ニール
ポリクシニーズ:ハドリー・フレイザー
リオンディーズ:ケネス・ブラナー
フロリゼル:トム・ベイトマン
アーキデーマス:JAYGANN AYEH
老羊飼い:ジミー・ユール
道化:ジャック・コルヴレイヴ・ハースト
ハーマイオニー:ミランダ・レイソン
パーディタ:ジェシー・バックリィ
エミリア:ゾエ・レイニー
<スタッフ>
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ケネス・ブラナー
演出・振付:ロブ・アシュフォード
舞台・衣装デザイン:クリストファー・オラム
照明:ニール・オースティン
サウンドデザイン:クリストファー・シャット
作曲:パトリック・ドイル
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たまたまフェイスブックで見かけて、
これは行かなければ!と思った、
ブラナーシアターライブ。
ナショナル・シアター・ライブといい、
ジュリー・テイモア監督作品の「夏の夜の夢」といい、
海外の演劇作品が映画館で気軽に見れるようになるというのは、
演劇人の端くれとしてはうれしい限り。
まずは、一番初めに上映されていた
「冬物語」を見に行ってきました。
シェイクスピアにはまだまだ知らない作品があるんだなとびっくり。
シェイクスピアの登場人物でいつも印象的だなと思うのが、
取り付かれたように"怒り"や"悲しみ"に没頭する性格の持ち主が多いこと。
総じて主役がそうだったりするわけですが(笑)
この冬物語も言わずもがな。
だけど、ほかの作品に比べて救われる気がするのは、
ラストの奥さんが実は死んでいなかったというところに集約されるかも。
息子をはじめ、色々な人が死んでしまったのは残念ですが…
(容赦なく人が死んでいくところもシェイクスピア…)
ブラナー演じるリオンディーズがもう見事。
シェイクスピア役者と言われているだけあって、
役の乗り移り方が尋常じゃないです。
でも自然に、本人がなりきっていいるように見えるわけで。
あの説得力はどこから生まれてくるのだろうか…。
そういえば、先日見た
ナショナルシアターライブの「ハードプロブレム」で見かけた
アジア系の女性とそっくりな人がこちらにも出演されていて。
同じ人かな?と思ったところビンゴ!
ブラナー・シアター・ライヴ「冬物語」 ハーマイオニーのお付き女官ドルカスのヴェラ・チョックは「ハード・プロブレム」にも出ていたアジア系の女優。ボヘミア王は 「オペラ座の怪人25周年」のラウル、ハドリー・フレイザー。歌をうたう場面はジョン・ダグリーシュが担う。— 工藤索太郎 (@kudosakutaro) 2016年11月6日
ヴェラチョック(Vera chok)さんというのですね。
wikipediaも発見。
https://en.wikipedia.org/wiki/Vera_Chok
海外で演劇の勉強をしてみたいなと漠然と思ったりする私です。
旅行には今月末に行って来るので、
勉強としてもいつか海外の地を踏みたい。