ナショナルシアターライブ(NTL)
「ハード・プロブレム」
※公式サイトより引用
上映時間:約1時間54分
作:トム・ストッパード
演出:ニコラス・ハイトナー
主演: オリヴィア・ヴィノール
映画では「恋に落ちたシェイクスピア」でアカデミー賞受賞歴をもつ
世界的な劇作家トム・ストッパードの久しぶりの新作舞台。
ニコラス・ハイトナーにとってナショナル・シアター芸術監督としては
最後の演出作となり、話題を呼んだ。
若き心理学研究者ヒラリーは、心理学と生物学が交わる環境で、
厄介な疑問と向き合う。
その難問は「思考とは何か?」。
そしてその問いは、同僚たちと相反する難しい立場へと彼女を追いやる・・・。
舞台デザインはトニー賞受賞デザイナーのボブ・クロウリー。
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もう大好きなナショナルシアターライブ。
2016年の第5弾作品は、
「ハード・プロブレム」
哲学的で数学的な作品にもうのっけから釘付け。
しかも上演時間が短い!
コンパクトなストーリーでした。
主人公がガリガリに論理的に話を展開するなかで、
毎日祈りを捧げ、
神なのか何か見えない力を信じてすがっているところにも共感できたり。
うん、主人公が何だか私にしか見えませんでしたw
(未婚の母で子供を養子に出したりはしてないけど(笑))
何だか私のツボをつきまくる作品で。
難しい題材でも、
これだけ人を楽しませることって出来るんだなって思いました。
その分分かりやすい工夫なども必要だなぁ。
調べているとこんな記事も見つけたり。
心の哲学まとめWiki - 意識のハードプロブレム
読んだだけで私は頭が崩壊しました(笑)
"物心つく"ってよく言いますが、
どうやって小さい時に自我というか意識に目覚めるんだろう。
と漠然と疑問に思っていたことを思い出したり。
私は小さいころの意識なさ過ぎたなぁw
色々本を読んで理解を深めていきたい分野です。