2016/09/29(木) アマヤドリ本公演 舞台「月の剝がれる」14:00

2016年11月16日水曜日

ダンス 感想 観劇 舞台

t f B! P L

アマヤドリ本公演
 『月の剥がれる』

<日時・会場>
2016年9月23日(金)~10月3日(月)@吉祥寺シアター

<キャスト>
笠井里美
渡邉圭介
小角まや
榊菜津美
糸山和則
沼田星麻
宮崎雄真
中野智恵梨
石本政晶
石井葉月 
石井双葉 
一川幸恵
倉田大輔
(以上、アマヤドリ)

谷畑聡(劇団AUN)
西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)
細谷貴宏(ばけもの)
秋本雄基(アナログスイッチ)
遠藤杜洋
西村蒼
木村聡太

ザンヨウコ
田中美甫(CHAiroiPLIN)
毛利悟巳
飯野愛希子
大塚由祈子
池田優香
鳴海由莉(ブルドッキングヘッドロック)

<スタッフ>
作・演出    広田淳一
舞台監督    浦弘毅(株式会社ステージワークURAK)/白石祐一郎                      
舞台美術    中村友美          
音響      田中亮大(Paddy Field)
照明      三浦あさ子
衣裳      矢野裕子/八木その
ヘアメイク   海老根阿弥
文芸助手    稲富裕介          
宣伝美術    山代政一
制作      斉藤愛子
演出助手    木村恵美子/犬養真奈/吉本真里奈
振付協力    スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)
撮影      赤坂久美/bozzo  
楽曲提供    岡田太郎(悪い芝居)                      

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劇団アマヤドリ、今回が初観劇となりました。

知り合いの大塚由祈子さんが出演されるということで、
お誘いいただいたのがきっかけ。


もう、頭を殴られるような衝撃的な作品でした。


肉体と、現代・過去を振り返りながら複雑に絡み合うストーリー。


ダンスと言葉の紡ぎ方が違うだけで、
こんなにも陰影がつくんですね。


ミュージカルをやるなかでダンスは身近にあったものの、
芝居にこんな風に取り入れられた動きは衝撃的でした。



上手奥から全員がゆっくりと出てくる瞬間は、
写真におさめたい位綺麗で、
そこから走り出してくる少年・少女たちのさまよう様も美しかった。


なんだかわからず、
胸がぎゅーっとなりました。



劇中に登場する架空の団体”サンゲ”

もう、否応なしにオウム真理教を思い出してしまいます。



適度な信仰心って、私は必要だと思うんです。


引き寄せなどを信じている人間なので、

何か信じてまっすぐ生きることで、
実際にその願いが叶いやすい状態に自分を追い込めると思うし、

その願いがかなわなくても、
いつしか自分自身がどんどん成長し、変わっていって、
その先の夢がかなうようになると思っています。


それを逆手に取った信仰心をあおるのは、
やはり嫌悪感があります。


なので、サンゲは怖かったー(笑)

論理が通って信じてしまう気持ちが分かるからこそ、
余計に怖かった。


今の日本は戦争に向かってほしくないと、願うばかりです。

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