昔の作品はオーバーチュアが入っていますが、
やっぱりテンション上がりますね。
人が移動したりする動きにも音楽があるのは、
クラシカルで、目でも耳でも楽しいです。
これこそ、ザ・オズの魔法使いとも言うべき、
シンプルで、
かつオリジナルのストーリーを理解するのにピッタリです。
関連作品?や派生作品が多いので、
混乱してきますよね。
ミュージカルだと「WIZ(ウィズ)」という名前ですし、
ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンが
出演して映画化もされていたり。
オズの国の過去の物語を描いたのが、
「Wicked(ウィキッド)」
どれも人気作品ばかり。
本編は、最初白黒映画なのか~と思っていたら、
マンチキン(オズの国)についたらカラー映画に!
面白い演出。
もちろん、ラストも白黒に戻りますw
良い魔女:グリンダが、
おもったより年配であったのに驚きを隠せません…w
(とても綺麗な方なのですが、
別作品で培ってきたイメージよりも、
だいぶ年上だった)
マンチキンの国で、
あの小人の様子はどう撮ったのか気になります!
そして、かかし・ブリキ男は
ダンスが上手すぎる!
本当に藁人形のようにぐねんぐねん動きますし、
(足が折れてしまったんじゃないかと見える)
ブリキ男の足が逆に曲がらない様子が、
本当に足が固まってしまったように見えて、
昔の人たちの技術力の高さを垣間見ました。
芝居も歌もダンスも、
呼吸するようにするするやられるんですよね…
今は技術が進歩してしまって、
それは嬉しいことでもありますが、
何だか、人間の力は
それほど影響しないようになってきてしまっている気がします。
あと、たまたま映画を見ていた日が豪雨で、
悪い魔女が登場する瞬間に、
大きな雷がドガーン!と鳴り響き、
あまりのタイミングの良さにむしろ感動(笑)
悪い魔女の人も気持ち悪くて(褒め言葉)
ピッタリだったなぁ。
主役ドロシーは、ジュディ・ガーランド。
当時16歳!
歌もダンスも演技も素晴らしくて、
この作品でスターダムに駆け上がったのも納得です。
そして、
彼女はとても波乱万丈な人生を歩んだことで有名で、
その一生がミュージカルにもなってます。
「End of the RAINBOW」です。
彩吹真央さん主演で上演されていましたね。
私生活を聞くと、
「あーあぁ…」
となってしまいますが、
これだけの実力をドロシーで見せられると、
もう素晴らしいという言葉しか出てきません。