最初、男女の違いからの恋愛についての指南書かと思っていました。
しかし、これは簡単に言うと
より幸せに生きるための生き方の本です。
副題に「幸せ論」と書かれている通り、
男性・女性それぞれの幸せに感じる生き方が異なっていて、
"どうやったら幸福度が上がっていくか"を、
考え方や食生活などを踏まえて、
生まれてから死ぬまで事細かにまとめられている本でした。
自己啓発の本にも近いかもしれません。
考えもしなかった男と女の一生の生き方について、
バシッと
「こう生きるのが幸せなんです」
と書かれています。
アーユルヴェーダとは、インドの伝統医学だそうです。
日本は思想が自由である分、
それぞれの人にとっての正解も異なっているので、
にわかには信じられない・頭が追いつかないという所が多いです。
私もまだうーん、でもなぁ…となってしまうところがちらほら(笑)
男性の方が力が強く家族・家を守るために働き、
女性の方が手先が器用で夫を子供を献身的に支える。
女性の社会進出が増え、
いわゆる上記のような考えを「古風」「男女差別」ということが増えてきました。
でも、そもそも男と女は違うものとして、
その性別にあらがわない
=受け入れて、そのうえでどうするか
を考えた方が、より幸福感を感じて生きていけるのかもしれませんね。
そもそも男性と女性って同じ人間だけれど、
性別が違うもんなぁと改めて考えるきっかけになりました。
ちなみに、男の子・女の子それぞれの子育てについても書かれているので、
子育てに悩んでいる方にもお勧めです。
※著者関連作品