本「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」二村ヒトシ著(4)

2016年7月10日日曜日

感想 自己啓発 書籍 二村ヒトシ 恋愛

t f B! P L

最近、色々なタイミングが重なって
「恋愛ってなんだろう?」と考えることが多かったので、
恋愛関係の本を読み漁っております。


これはタイトルに惹かれて即買い。
著者の二村さんは、なんとAVの監督(;゚Д゚)



タイトルのとおり、
自分が「愛してくれない人」に惹かれる理由について、
書かれているわけですが、

恋愛だけではない、自己啓発の本を読んでいるような気になる本でした。


自分が好きになってしまう男性に傾向があって、
それじゃ駄目だと真逆の人と付き合ってみるものの、
やっぱり元の男性の傾向に陥ってしまう…


そんな人は、この本を読むと自分を見かえすきっかけになります。



目次の前に
・「つまらない男」ばかりに好かれてしまう
・彼は私が嫌がることばかりする

などチェックリストのようおな小項目が用意されていて、
気になった内容が書かれている章にすぐ飛べるようになっているのも分かりやすいです。



この本の中で出てくるキーワード

・心の穴

・自己受容


どちらも、恋愛だけでなく、人間として生きる上で意識していくべきことだと思います。



ただ、この本は、自分の課題を発見・気づき、見つけることまでは出来ますが、
そこから先(解決策・どう攻略していくか)については、

この本に書かれている内容以外にも自分で調べたり、
別の本で補強をしていくことが人によっては必要になりそうです。


先日感想を書いた
「キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」田房永子著
も参考になりそうですし、



あとは書評を見て惹かれた、こちらの本も役に立ちそう。
(買ったけれど、まだ読めていない)


起こってしまった事実をどう受け止めるのか。
それだけで人生はいかようにも変わる気がしています。



二村さんがこの本の中でも書かれていますが、
恋をしてしまうことは悪いことではないですよね。


ただ、それをこじらせないように、
ありのままを受け止めて、プラスに動いていく原動力となれば、
苦しい・辛いだけの恋にはならないはず。


恋の駆け引きばかりの本に疲れた方は一読の価値あり。
沢山考えるきっかけをくれます。



二村さん自身も、苦しみながらこの文庫版を出版されたのが分かる、
後半のあとがきがとても印象的です。



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