ミュージカル座5月公演 『マリオネット』
<公演期間>
2016年05月18日(水) ~ 05月22日(日)
<公演会場>
六行会ホール
<キャスト>
寺元健一郎 / ピエール【人形職人】
礒部花凜 / ソフィー【時計台のからくり人形】
かわづ恵 / サンドラ【露天商】
笹岡征矢 / モーリス【絵描き】
安島 萌 / フローラ【花屋】
上條 恒 / キノコおじさん/他
嘉月絵理 / フランス皇帝ナポレオン/他
清水泰雄・木村優希 / アーサー王/他
森西建次 / ランスロット/他
武者真由 / 白雪姫/他
般若愛実・鎌田亜由美 / 悪いことが出来ない魔女/他
西川岬希 / ×印の少年/他
水野伽奈子・仲本詩菜 / グレース・オマリー/他
大賀萌生・椛島 歩 / ムーラン/他
五味汐梨・宮崎あゆみ / ジャンヌ・ダルク/他
内藤もゆの・古清水愛奈 / グウィネヴィア/他
北川真衣 / チルチル/他
城 夢叶・笠原愛心 / ミチル/他
粕谷成寿 / アンサンブル
<スタッフ>
竹本敏彰【脚本・作詞】
木村直樹【作曲・編曲】
中本吉成【演出】
荻野恵理【振付】
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ミュージカル座のオリジナル作品。
まだ拝見できていなかった「マリオネット」見てきましたー!
演出は中本吉成先生。
すっかりミュージカル座の座付演出家と言うくらい、
演出のお仕事を最近されていますね。
非常に丁寧な描き方をされるので、
見ていて違和感を感じることなくすんなりとストーリーがつながっていきます。
マリオネットはとっても可愛い作品でした♪
ファンタジーなのですが、それを現実と上手く混ぜ合わせて、
主人公・ピエールに感情移入しやすかったです。
人形たちの描き方もとても上手で、
細かい伏線などもうまいなー!と唸ってしまいました。
今回から振付の人が変わったらしく、
以前の同作を見ていた知人曰く
「違う作品みたいで新鮮だった」とのこと。
初見の私の印象は…とにかくフォーメーションチェンジが多い!
一つ一つの振付は簡単なのに移動が多く、
それでいてばっと広がったり、ぎゅっと縮んだりがしっかり見えてきて、
視覚的にとても楽しかったです。
そして今回もう一つ大きく変わったのは、子役を起用したことだとか。
×の少年役は以前知人(大学生)がやっていたので、
今回見たときに「あれ!?子役の男の子がやってる!???」
と驚いたところ。
子供らしくまっすぐな演技に涙腺がやられました。
×の少年は本当につらい…
自分の心をえぐられるようで。
彼の言葉は突き刺さってきます。
キャストのみなさん、それぞれ役にピッタリで、
個性豊かな役に楽しませていただきました。
主役の寺元さんもあて書きか!?というくらいのはまり役。
ラストは、とても暖かく前向きな気持ちになれる作品です。
ムーラン役の大賀ちゃんが、以前日曜体験クラスで一緒した同士。
ムーランかっこよくて、歌もうまくなっていたし、
私も負けられない―!と闘志がわいてきました(笑)
公演お疲れさま^^