小説「容疑者Xの献身」東野圭吾著(ネタバレあり)

2016年5月14日土曜日

感想 書籍 小説 東野圭吾

t f B! P L
珍しく小説を読んでみました。

いつも自己啓発であったり、実用性のある本ばかりを読んでいて、
凝り固まった頭を柔軟にしたいなと思って購入。


私とは違い、本を沢山読む母や妹から、
東野圭吾さんをずっと勧められていました。


映画にもなっているこの作品。

映画版を観たくなるような目まぐるしい展開に、
ページをめくるのが楽しくて楽しくて。

疾走感ある気持ちいい小説です。
(内容が内容なので、気持ちいいは語弊が生まれそうですが)


序盤で一気に犯人まで行きすぎじゃないか?
ここまで話が進んでしまい、この厚さの小説の後半はいったい何が書いてあるんだ!?

そんな心配をよそに、
ずーっと息をつかせぬ展開。


数学が好きな私は、どうしても石神先生に感情移入してしまいまして。


身代わりとなって自首をしに行こうと決意したのが分かった瞬間、

「大好きな数学の計算を好きなだけ、誰にも邪魔されず自由に続けられるなら、
 刑務所の中でも良いって言うのか…」

と、胸にがーっと辛さやらなんやらわけわからない感情が浮かんできて、
思わず涙腺が緩んでしまい…

この時は、本を閉じて読み進めるのを一時中断しました。


純粋すぎるが故の過ち。

好きなことをやりたいだけなのに、
どうしても器用さが生きていくためには必要なんですよね。



東野圭吾さんが人気である理由がこの1冊で分かりました。
他の作品も俄然読みたくなります。


伏線につぐ伏線で、見落としているサインも多そう。
また時がたってから読んでも違った視点が見えてきて面白そうです。


Amazonレビューのこの方の感想が凄すぎて
自分では考えもしなかった観点も見えてきました。


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