ずっと前から映画館で上映されていたのを知っていながら、
なかなか観に行けなかった作品。
2月にやっと観に行けました…! 嬉しい…!!!
ジュリーテイモアとは、
「ライオンキング」の演出でトニー賞にも輝いたすごい女性演出家!
映画「テンペスト」の監督でもあります。
観に行く前、"夏の夜の夢"と言うと、
私は劇団Studio Life(スタジオライフ)のレパートリー作品という印象が強かったです。
シェイクスピア作品をオールメールで上演しており、
耽美的に、とても綺麗で見やすい作品として見せてくれます。
※十二夜が、初めてこの劇団で見た作品です。
ジェシーティモアの「夏の夜の夢」は、美しさもさることながら、
とにかく見入ってしまう演出と舞台美術・衣装が圧巻。
気がついたら口をあんぐりと開けて、ぽっかーんとしていました。
妖精たちがCGで描いているのかと言うくらい美しいです。
子供を使った演出は、不安定かつ不思議な雰囲気を醸し出していて、
妖精の私たちに対するイメージを具現化しており面白かったです。
パック役が女性だったというのも後から調べて驚き…!
中性的で飄々と舞台を駆け回る様子が印象的で、目に焼き付いています。
あと、惚れ薬で勘違いをしたあと、恋人4人が対決をするシーン。
皆、白い下着姿になって、枕投げのようにやりあう様子は、
さながら修学旅行の夜でした(笑)
この4人が争うシーン、どんなバージョンで見ても一番好きなシーンなのですが、
こんな風に突然安っぽい感じで(褒め言葉!)演出をつけてくるとは、
度肝を抜かれて笑いっぱなしw
演者たちが白熱すればするほぼ面白くてしょうがなかったです。
妖精たちや森をさまようシーンがとても幻想的で美しかった分、
反動が凄かったですw
これは是非、DVDとして残してほしいくらい映像でも充分に堪能できる作品でした。
あの幻想的な世界をまた観たいので、
どうか…!DVD…!
ジュリーティモアの「夏の夜の夢」— 行橋安美 YasumiYukuhashi (@YasumiHaYukuyo) 2016年2月22日
やっと観に行けたー!
証明・音楽・小道具の使い方が幻想的。
映画としての編集も素晴らしくて、CGを見ていると錯覚する位にファンタジーで美しかった… pic.twitter.com/rQvvWKHK5M
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