ブロードウェイミュージカル「ピピン(PIPPIN)」
公演期間:2015/9/4(金)~9/20(日)
<スタッフ>
作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ
脚本:ロジャー・O・ハーソン
演出:ダイアン・パウラス
サーカス・クリエーション:ジプシー・スナイダー
振付:チェット・ウォーカー
<出演>
ガブリエル・マクリントン、ブライアン・フローレス、ジョン・ルービンスタイン、サブリナ・ハーパー、
ブラッドリー・ベンジャミン、プリシラ・ロペス、エリック・アルテミス、サッシャ・バックマン、
ジェイク・バーマン、ケヴィン・ラングロワ・ブーシェ、マーク・バレル、マシュー・デグズマン、
サミー・ディニーン、ローラ・ホール、ニコラス・ジェモーニ、アンナ・カチャロヴァ、
アラン・ケリー、ベン・クリーガー、シャーロット・オサリバン、アンナ・シュナイター、
ケイティー・スミス、ケイト・ウェスラー、ボリス・ヨーク
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※ネタバレを含んでいます。ご注意ください。
日本でも何度か日本語上演されていてずっと見たかった作品。
来日公演に感謝です!
見た目の華やかさとは裏腹に、、
とても考えさせられるミュージカルでした。
これは、とあるサーカス団が見せてくれる劇中劇の物語なんですね。
いやはや、、、どう表現したら良いのか分からないぐらい凄かった。
1幕だけでまずおなかいっぱい。
まさしくフィナーレのようで、
間違えて出てきちゃうのも分かるw
↑見た方には分かるでしょう^^
ラストは、とても怖く感じました。
子供が、ピピンの一番最初の歌を歌ったあと、
またサーカス団の皆が出てきた時。
「また新しい獲物を発見したわ。。。」
と見えたんです。
あの子も、ラスト火の中に飛び込むのを求められるようになるのかな。
そう思った時に、冒頭でストーリーテラー(?)役の人が
「この子今日が初日だから」
と言っていたのも思い出し。
毎公演毎公演、日の中に飛び込んでいくピピン役は死んでしまうことも多いのかな…
なんて考えがよぎってしまいました。
この日の前の公演でも、火の中に飛び込んだ後に死んでしまって、
その代役で。。。。
このサーカス団は、こんなことをずっと繰り返してきたんだと、
背筋が凍りました。
自分の心に正直に、平凡な幸せを選んだ今回の公演のピピン。
みんながそれぞれ自分で居るだけで、
オリジナルの人生を歩んでいけるんだよ。
そんなことを訴えかけているような作品でした。
これは何回でも見たくなる作品です。
◆ミュージカルCD◆
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