名前の通り、芦田愛菜ちゃんの好きな本について語った本。
本を紹介する本です。
芦田愛菜ちゃんと言えば、泣く子も黙る天才子役。
色んな作品に出演していたので、
名前を知らない人はほとんど居ないんじゃないでしょうか。
愛菜ちゃんは2004年生まれ。
今年で16歳ですか・・・
これだけ若い世代でこんなに本が好きな子(しかも有名子役)は、
現在とても少ないのかなと思います。
悲しいかな、今はコロナの影響で家での暇つぶしに本を読む機会が増えたらしいですが・・・
そうでなくても、こんな本を出版するくらい本が好きとは、
確実に私よりも沢山読んでいる(;・∀・)
※私は活字が苦手で中学~大学の間は本当に本を読んでいませんでした。
(漫画は別腹)
最近、やっと活字の面白さが増えてきたところで、
でも、それでも、私の場合随分ライトな自己啓発書や漫画に逃げがち。
愛菜ちゃんを見習ってみたいというのと、
今の10代の女の子は、一体どんな本を読むのだろうかと興味を持ちまして。
今回読んでみることにしました。
中は、おすすめの本に愛菜ちゃんのコメントという形で、
100冊以上の本を紹介してくれています。
そのジャンルの広さったら!
驚き!
漫画もあれば、落語もあり。
往年の名作や知らなかったものもあり。
古事記なんて、名前を知ってても改めて読もうなんて思ったことなかった・・・汗
対談もとても面白いです。
iPS細胞の研究の山中伸弥教授との対談は、
生きることについて深く考えさせられます。
車内広告で見たことがあります、上記の書籍。
この書籍の執筆者さまだったんですね。
愛菜ちゃん自身が大ファンだという辻村深月さんとの対談は、
愛菜ちゃんの大好きさが伝わってきて、読んでるだけでほっこり。
まだ辻村さん作品は読んだことがないので、
対談を読んでいて、この機会に手に取ってみたくなりました。
私はかなり読書を疎かにしてきてしまったなぁ・・と思いつつ、
今からでも少しずつ、名作と言われる作品を読んでいきたいなと思います。
文章は優しい語り口調で、読んでいるこちらがのほほんとなってきます。
色んな本を知ってみたい方はぜひ。