彼女を知ったのは、
2013年AKB48を対象にした、
ウィズ(WIZ)というミュージカルのオーディションの時。
>>【道のり】ウィズオーディションで注目した2人。
宮本亜門さんから歌声を褒められていたのが特に印象に残っています。
突き抜けるように通る声。
素敵な歌声だなぁと、
一気に彼女の事が気になりました。
調べてみると、本を出版していると言うじゃないですか!!
非選抜アイドル、とは、
なんとネガティブなタイトル(笑)
彼女らしいですね。
悲観しているようで、非常に冷静に、
自分の立場を理解しながらそれを最大限に生かそうとしている考え方が素晴らしい。
難しい言い回しなんて使わずに、
仲谷さんの正直でありのまま感じた言葉を並べています。
新書に苦手意識がある人でも読みやすい本です( ・∇・)
そして、この本のなかで書かれていた
「敗者の責任」
という言葉にぐさり。
(以下、本文より引用)
許されるのは、敗者としての責任を果たした者だけなのだ。
その責任とは、競争を放棄せず、正々堂々と戦って、敗れたときは華々しく散って、勝者を引き立たせることだ。
そして、勝者を輝かせ、価値をもたらすためには、敗者自身にも相当のレベルが求められるのだ。
真の敗者というのは誰にでもなれるわけではないと思った。敗者としての責任を果たした者だけが、初めて敗者として認められるのだ。
私は、今まで出てきた作品で、
希望する役になったことが殆どありません。
きっと皆そうだと思います。
選ばれなかったのであれば、
選ばれなかった立場で、
その与えられた環境で最大限にやるべき事がある。
愚痴愚痴言ってばかりいないで、
その時は、また前を向いて頑張っていくべきですね。
敗者の責任を果たしていれば、
見てくれている人は必ずいる。と。