1941年に公開された古い映画です。
最初、市民権の権を伸ばして発音した、ダジャレの作品かと思ってました。
(←失礼)
実際はダジャレなんかではなく(当たり前)
"ケーン"という男の、悲しい一生の物語です。
白黒映画なんて関係ありません。
絵が華やか・色鮮やかに見えてくる見事な構成。
監督であり主演をしているオーソン・ウェルズの演技力がとにかく素晴らしいです。
この作品がデビュー作でまだ25歳だったとは信じられません…
気持ちをあまり表に出さず、傲慢な姿。
ラストの暴れるシーンは息を飲んで見入ってしまいました。
ウィキペディアを見てビックリしたのですが、
10年に1回行っている"映画批評家が選ぶ映画ランキング"で、
4回も1位になったとか!
その割には、意外と知られていない気がします。
未見の人にはぜひ見ていただきたい!
完成度の高い作品で、現代の人たちが見ても勉強になることばかりです。
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