三栄町LIVE+貞岡秀司プロデュースVol.2
「もじ式」
<日時・会場>
2020年06月25日(木)~2020年07月05日(日)
三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ)
<キャスト>
森駿、池田萌美、須藤美鈴(劇団ひまわり)、野渡拓斗(劇団ひまわり)、佐藤弓季、北村丈(劇団ひまわり)、今井にこ、髙栖万季、遠藤廉(劇団ひまわり)、寺澤美央、安孫子大輝
<スタッフ>
北村丈こと丈さんが出演されており、
ご案内頂きましての観劇です。
行ってみてびっくり。
感染対策として客席とステージの間に透明のビニールシートが垂れ下がっており、
ビニール越しにステージを見るという体験を初めてしました。
絶対に客席側に飛沫を飛ばさないぞ!というのが伝わってきました。
思いの外見やすくて(客席からは)、
ビニール越しで見ているのを忘れるくらい。
もちろん上演中はマスクをしながら観劇。
あとで丈さんに聞いたところ、
反射して客席側が全く見えていなかったのだとかw
キャストさんからしたら確かにそうだなぁ…
私たちからはとても見やすくて、
透明のビニールが一幕あるとは思えない位でした。
そしてこちらの作品、
設定と脚本がとても面白かった舞台でした…!
すべての会話に法則が定められてしまった世界の話で、
誰かが 「あ」から始まる言葉を喋るとその次に話す誰かの一音目は「い」でなければいけず。
その次は「う」、その次は「え」、「お」、「か」…
つまり、台詞の頭があいうえお順になっていくように見えない力が働いているという設定でして。
よく思い付いたな!と同時に、どうやって脚本書いたの!?という位、高度な脚本への縛りにビックリ。
ちゃんとガ行やキャ行にも行くので、どんどん難易度アップ。凄い。
脚本家さんあっぱれ!です。
それ以外にも複雑な出来事が絡み合って、
同調圧力や見えない敵など、
コロナが蔓延し始めた頃の情勢を現しているかのようでした。
終演後の挨拶もステージ上と客席で、ビニール越しでのご挨拶。
コロナ対策でこういった風に舞台のやり方は変わっていくのかな…
と思い始めた観劇でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿