2017/12/28 彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾「アテネのタイモン」

2018年5月2日水曜日

シェイクスピア 演劇 柿澤勇人 感想 観劇 吉田鋼太郎 彩の国さいたま芸術劇場 藤原竜也

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾
『アテネのタイモン』

<日時・会場>
2017年12月15日(金)~29日(金)
彩の国さいたま芸術劇場大ホール

<キャスト>
吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司
大石継太、間宮啓行、谷田 歩、河内大和、飯田邦博、新川將人、塚本幸男、二反田雅澄

手打隆盛※、堀 源起※、松田慎也※、中西 晶※ 、浅野 望※、白川 大※、續木淳平※、堀 杏子※、松本こうせい、星 和利、前田恭明、長谷川祐之、岩倉弘樹、杉本政志、飛田修司、齋籐慎平、伊藤大貴、坂田周子、千賀由紀子、林 佳世子、悠木つかさ、金子久美子、長尾 歩、工藤晶子、森瀬惠美、佐々木絵里奈、真以美、宮崎夢子

※さいたまネクスト・シアター

<スタッフ>
作:W. シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎

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年末に彩の国まで行ってまいりました。


蜷川シェイクスピアでは、
以前見たマクベスがとても印象的で。

>>2015/09/27(日) 舞台「NINAGAWA・マクベス」13:30


蜷川さんが亡くなってしまった今、
シェイクスピアシリーズを誰が受け継いで演出するのかと思っていたところ、
なんと、吉田鋼太郎さんが出演兼演出になるというじゃありませんか。

そして、応援している柿澤さんも出るとなれば、
それはいかないわけにはいかない!と。

この日は、月が輝く綺麗な夜。



今回の上演時間はこちら。
(一幕 1時間20分/休憩20分/二幕 1時間5分)

シェイクスピア作品をいくつか知っている人にとっては、
少し変わった進み方をするストーリー展開で、
いい意味で予測不可能な流れ。


とてもとても、美しい舞台でした。
人間の醜さを嘲笑うかように、豪華で美しい舞台美術の贅沢さが何とも言えない。


タイモンが見ていた幸せは、
あんな争いばかりの世界では無かったような気がする。


お金の切れ目は縁の切れ目とはよく言ったものです…。

私も今の自分の友情を疑ってしまうかも…
あんなに手のひらを綺麗に返される舞台を見せられるとw


さいたまネクスト・シアターの役者さんもたくさん出ていて、
どのシーンも迫力が違うのが、見ていて気持ちいい。

やっぱりアンサンブルはこうでなくっちゃ(/・ω・)/



柿澤さんが持っている熱量は、シェイクスピア作品にピッタリ。
爆発力のある演技はもっとシェイクスピア作品に出てほしいなと思う可能性を秘めてますね。


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