第29回池袋演劇祭参加作品
Re:Duh!第5回公演「クロス~橘耕斎ヘダ日記~」
<日時・会場>
2017年9月21日~10月1日
シアターKASSAI
<キャスト>
大沢光秀、三上潤(外組)、久行しのぶ(タテヨコ企画)、鎌田秀勝、斎藤貴裕(ZERO BEAT.)、薗一輝、澤島祐介、宮本あや、滝口果歩、木村飛鳥、奥村亮介、大倉良介(Re:Duh!)
<スタッフ>
脚本・演出:大倉良介
舞台監督:小川陽子
舞台美術:仁平祐也
音響:ORANGE COYOTE
照明:阿久津未歩(LICHT-ER)
衣装:車杏里
音楽:大沼弘基
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今年はよく訪れていますシアターKASSAI。
会場では、今回の作品のもとになった出来事を絵本にまとめ、
そちらをリーフレットにして配ってくれました。
日本でこんな出来事があったなんて驚き。
ヘダ号は日本初の洋式帆船とされ、
その造船方法も時代の先を行ったものでした。
この舞台は、そのヘダ号を使ってロシアに密航した
橘耕斎という人物に焦点を当てたお話。
なんと、世界で初めての日露辞典完成に注力した人物なんです。
※参考⇒ 増田耕斎 - Wikipedia
そして、ロシアから来航した船にはプチャーチン提督という、
幕末の日露和親条約の締結使節の人も乗っていたのでした。
なんとまぁ、歴史の節目が重なった出来事ばかり!
時代が動くときには一気に物事が動くのですかね。
そういう人たちは、必ずと言っていいほど大きな壁にぶち当たっている。
自分の意思を持って動いていく強さを持っている人は、
そんなこともモノともしない強さで動いていく姿がかっこいい。
橘耕斎も時代の荒波にもまれながら、
最後には仏門に入るという激動の人生を送ります。
歴史を変えた人物・出来事を知ると、
自分も負けていられないなと感じます。
ほとんど舞台美術を使わないながら、
場転がスムーズで力強い舞台でした。
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