2017/4/12 TOKYOハンバーグ「KUDAN」

2017年6月12日月曜日

TOKYOハンバーグ 感想 観劇 劇団 高円寺 身体表現

t f B! P L
TOKYOハンバーグ Produce Vol,21
「KUDAN」
~この地球の汚れた片隅で生まれた命~

<公演期間・会場>
2017年04月12日(水)~04月16日(日)
座・高円寺1

<キャスト>
山本由奈 永田涼香 
三枝悠平 小林大輔
<以上、TOKYOハンバーグ>

上田尋  
内谷正文(Frank Age Company)
宇鉄菊三(tsumazuki no ishi) 
大内彩加(officePORT)
甲津拓平(流山児★事務所)  
小林英樹
小山貴司  
小山友香里(テアトル・エコー)
阪本篤(温泉ドラゴン)  
白石花子(劇団民藝)
スニョン(劇団俳協)  
鷹野梨恵子(無名塾)  
谷沢龍馬(スタッフ・ワン)  
友澤宗秋
鳥越さやか(ZINGY ZAP Enterprises)  
中込俊太郎(ULPS)
中村榮美子(少年王者舘)  
服部有香里
藤原啓児(Studio Life)
β(ワハハ本舗)
星野真央(ALBA)  
本多由佳
ムラナカユカ 
森田匠(トラッシュマスターズ)  
米田敬(トルチュ)
<以上、五十音順>

岩倉真彩 

<スタッフ>
作・演出:大西弘記

音楽:清見雄高
舞台監督・美術:大河原敦
照明:吉嗣敬介
音響:香田泉(零'sRecord)
演出助手:光藤依里、友澤宗秋
振付:風戸蒔
歌唱指導:田中暁子
制作:J-Stage Navi(島田敦子、早川あゆ)

カンパニースタッフ:石原友武、相原奈保子、肥尾祥恵

****************************************************

御縁ありまして観劇してきました。

初演は2013年に行われたそうで、
この年に再演される意味を考えてしまう、
衝撃的な内容の作品でした。

まだ、この戦いは終わっていないのですね。


舞台は、福島の原発事故後になります。

被ばく牛、
その被ばく牛から産まれた人間の女の子、
そこで生きる人たちの話です。



「被ばく牛から産まれた人間の女の子」
という時点で、
言葉だけだと「?????」となってしまうのですが、

見ていると普通に受け入れられてしまう説得力。
人間と、被爆してしまった牛たちとの争い。


ファンタジーと現実が相まって、
目の前にガーンと課題を突きつけられました。


見ていられなかったのは、確信を付かれたからだろうなぁ。

原発とは運よく縁遠い生活をしていますが、
日本にいる以上他人事とは言えません。

私自身も、
自分のことと思って、もっと考えていく必要がありますね。


因みに、被ばく牛300頭が今でも暮らす、
希望の牧場・ふくしまというのが実在するそうです。
(調べると色んな事が…小説より奇なり…)



沢山の出演者で描かれる身体表現の様子が良く練られていて、
特に、牛役をやられるときの動きが皆さん見事でした。

大人数だからこそできる、あの動きでの表現は是非生で見ていただきたいです。


動きに感動しつつも、
ずっしりと、
心の中に沢山の思いをもらった観劇でした。




Blog Archive

ついてくるサイドバー

QooQ