シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」
<イントロダクション>※上記公式サイトより引用
1997年7月「週刊少年ジャンプ」に連載を開始し、
壮大な世界観と緻密なストーリー展開によって、
またたく間に国民的人気を博したマンガ「ONE PIECE」。
そして次世代を担う花形歌舞伎俳優の一人であり、
伯父の三代目市川猿之助(現猿翁)が創出した「スーパー歌舞伎」の精神を受け継ぎ、
「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)」を生み出した四代目市川猿之助。
この「ONE PIECE」の世界と「スーパー歌舞伎Ⅱ」が融合を果たした
“奇跡の舞台”それがスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』!
歌舞伎風のアレンジが絶妙にマッチした登場人物たちが
舞台、花道、客席を所せましと駆け巡る!
さらに大量の水が滝のように流れる中での大立廻りや、
2階・3階席からも手が届きそうな宙乗り、
最新のプロジェクションマッピング、ミュージカルさながらのダンスなど、
エンタテインメント性溢れる演出が盛りだくさん!
また、「ONE PIECE」の魅力の一つでもある、
仲間との絆を描くドラマは歌舞伎版にもしっかりと盛り込まれ、
ワンピースファン、歌舞伎ファンならずとも大満足いただける作品となりました。
瞬く間に口コミが広がりチケット入手困難となった
話題沸騰の舞台がついにシネマ歌舞伎として登場!
あの感動と興奮、そして舞台の迫力が映画館の大スクリーンで楽しめます!
<キャスト>
市川猿之助…ルフィ、ハンコック、シャンクス
市川右近…白ひげ
坂東巳之助…ゾロ、ボン・クレー、スクアード
中村隼人…サンジ、イナズマ
市川春猿…ナミ、サンダーソニア
市川弘太郎…はっちゃん、戦桃丸
市川寿猿…アバロ・ピサロ
市川笑三郎…ニョン婆
市川猿弥…ジンベエ、黒ひげ(ティーチ)
市川笑也…ニコ・ロビン、マリーゴールド
市川男女蔵…マゼラン
市川門之助…つる
福士誠治…エース
嘉島典俊…ブルック、赤犬サカズキ
浅野和之…レイリー、イワンコフ、センゴク
<スタッフ>
原作:尾田栄一郎
脚本・演出:横内謙介
演出:市川猿之助
スーパーバイザー:市川猿翁
主題歌『TETOTE』楽曲提供:北川悠仁(ゆず)
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あの超人気作品をどうやって実写化するのか。
まさかの映像でもなく、ミュージカルでもない、
歌舞伎
で実写化されるとは思っても居ませんでした。
もうアニメも大人気なわけで。
映画も制作されていますし。
このハードルの高さをどう飛び越えてきたのか、
シネマ歌舞伎を観に行ってきました。
いやー。
もう、手に持っていたおにぎりを食べるのを忘れるくらいに興奮しました。
滝に打たれながらの大立ち回り。
見栄を切るのがもう格好よくて。
台詞一つ一つの重みも段違い。
これが、歌舞伎の方々の培ってきた深さか…
と唸るばかりでした。
舞台では5時間にも及ぶ作品。
もちろん映画ではところどころカットされてます。
カットされている部分は、
ハイライトシーンのように映像がバックで流れる中、
文章とともにナレーションが入る感じ。
それでも違和感なく、
興奮したまま最後まで見続けていました。
構成も素晴らしい。
個人的には、市川巳之助さんのボン・クレーが、
もう歌舞伎の立ち回りからキャラクター性まですんばらしかった…
原作を読んでいなくて、
アニメでストーリーちょろっと知っているだけの私でも、
あのボン・クレーが凄いと言うのが一目瞭然。
もう、Naverまとめが出来上がっちゃってる位なんですねw
>>「ワンピース歌舞伎」ボン・クレーが完璧すぎると大絶賛
3役もこなしていたのに、
後から驚き。
もう一発で巳之助さんファンです(´;ω;`)
映画の終わりに、
2017年10月・11月、
新橋演舞場でスーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』が再演決定!
と予告された時にも納得。
この作品は本当にすごい!
映画で観ただけでもこの興奮具合。
絶対に生で見たくなります。
歌舞伎というものを後世に残していくために、
大胆なエンターテイメントに仕上げた猿之助さんあっぱれです。
そして、帰りにやっぱり寄ってしまう歌舞伎座。
照明が綺麗で、いつもうっとり。