舞台「十二人の怒れる人々」
<あらすじ>
父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、
陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告である少年に圧倒的に不利なものであり、
陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われたところ、
ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼らは他の陪審員たちに、
固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求するが・・・
<スタッフ>
原作:レジナルド・ローズ『十二人の怒れる男』
脚色:藤森一朗
演出:大橋由紀子
<日程・会場>
2016/9/21(wed)~25(sun)
東日本橋アクアスタジオ(AQUA Studio)
<キャスト>
【A班】 相澤千穂 阿久津美咲 市川咲 川口ゆずき 小針隆太 相良朱音
千田麻実 津島衣里 竹之内隆志 新居正人 萬野崇博 森蔭友佑 吉田幸宏
【B班】 柑谷あゆみ 高坂琴水 小林中 小針隆太 下京慶子 白石みずほ 新村享也
地引遥菜 津島衣里 長田彩花 新居正人 萬野崇博 安田公美
※公式サイトはこちら
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知人に誘われて、稽古終わりに観に行きました。
東日本橋に劇場があるとは!
こう山手線の右側(千葉よりの方・東側)に劇場があると、
何だかビックリしてしまいますw
原作は、映画にもなっている名作。
いくつもリメイク・派生映画があったり。
ワンシチュエーションで舞台化できるからか、
色々脚色されて舞台になっている印象があります。
以前見た「文学座プラチナクラス6期生卒業発表会 「親の顔が見たい」」、
知人がこの作品を彷彿させるような内容だと言っていたのに、今更ながら納得。
全員が全力で、
自分の持つバックグラウンドから主張しあう様は
見ていてやっぱり面白いです。
私が拝見したのは【B班】
知人のお知り合いという新村さんが出演されている回でした。
新村さんはキーマンともいうべき8番の役!
ゆるやかに、皆をイライラさせながら(笑)
答えを紡いでいくのがとても自然で、
舞台の中心を見事につないでいました。
8番というのはやりがいがある役ですね。
今回の舞台での脚色では女性になっている、
3番もなかなかハードな役でした。
自分もチャレンジしてみたいな…
こちらも、とてもやりがいがありそう。
初舞台の人もいるというなか、
全力でぶつかるさまが素敵な舞台でした。
そういえば、大人しい役(9番さんだったかな?)だった人が、
カーテンコールで綺麗なバレエ立ちをして
華やかな雰囲気をまとっていた時にはずっこけそうに。
姿勢や目線って大事だなとしみじみ(●´ω`●)
※原作