<新制作 創作委嘱作品・世界初演>
オペラ「アルマゲドンの夢」藤倉 大
A Dream of Armageddon / FUJIKURA Dai
全9場〈英語上演/日本語及び英語字幕付〉
約1時間40分
2020年11月18日上演
<キャスト>
クーパー・ヒードン:ピーター・タンジッツ
フォートナム・ロスコー/ジョンソン・イーヴシャム:セス・カリコ
ベラ・ロッジア:ジェシカ・アゾーディ
インスペクター:加納悦子
歌手/冷笑者:望月哲也
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
<スタッフ>
台本:ハリー・ロス(H.G.ウェルズの同名小説による)
作曲:藤倉 大
指揮:大野和士
演出:リディア・シュタイアー
美術:バルバラ・エーネス
衣裳:ウルズラ・クドルナ
照明:オラフ・フレーゼ
映像:クリストファー・コンデク
ドラマトゥルク:マウリス・レンハルト
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見てから大分経過しての記事更新になりましたが(汗)
またまた先月に、新国立劇場の新作オペラを配信で楽しませて頂きました。
アルマゲドンと言えば、
「アルマゲドン」というのは新約聖書に由来する言葉だったのですね!
最終的な決戦の地…
終わりを予感させるような言葉です。
今回のオペラは英語!
英語もまた新鮮。
スターウォーズに出てくるような兵隊たちが歩いていくシーンが、
これまた近未来のような演出。
冒頭がアカペラスタートで、
何とも言えない緊張感…!(私が
毎回思うのですが、オペラもマイムや体の動きなど、
身体表現が上手でないと出来なそうですよね。
あの一挙一足で感情を伝える素晴らしさ。
そして外国人キャストの方の顔の表情が豊かで分かりやすさ。。
一つ一つが勉強になります。
場面の入れ替わりを暗転を使わないでやるのが好きな私は、
今回の演出で結構好きなシーンが多かったです。
映像とは違い光と音・セットと人の動きで場面を一気に飛ぶの、
舞台の醍醐味ー!という感じでワクワクします(私だけ?
映像も駆使しており、
主人公が夢なのか現実なのか分からないような状況で、
翻弄されていくさまが面白い演出になっていました。
ダイジェスト版がありますので、未見の方は是非。
主役の方の髭にスーツ・シルクハットがとても似合う。
良い(´u`*)
電車内で出会うダンディな紳士も、
昔のウェスタン映画に出てきそうなくらいスーツと髭がお似合いで、
は~かっこいい~!とトキメキ。
ストーリーは現在の世の中からも笑えないような部分もあり、
巨大な渦にあっという間に飲み込まれて言ってしまうのは他人事とは思えない恐怖を覚えました。
自分の意思の強さを持ち続けたいものです。
なんと元になった原作があるそうです↓
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