【書籍】『命がけの証言』清水ともみ著

あまりにも無知で、

日本は大きく命にかかわるような出来事もなく、

（あったとしても天災で、

　天災が多い日本は備えをしながら

　毎日は楽しく過ごせるくらい穏やか）

しっかり考えていかなければと思っていました。

内容は漫画で描かれているので、

活字が苦手な方でも読みやすいです。

これは本当に人間に対して人間が行っている行為なのか、

疑いたくなってきてしまうくらい残忍な行為です。

何故、全く関りのない人間に対して、

一方的にこんなに酷い行いを出来るのか。

もう加害者側の人間は悪魔としか思えません。

人間の心を持っていない悪魔。。。

悲し過ぎます。本当に。

IT企業で働いているウイグル人の方が出てきますが、

私自身もIT関係の仕事なので、

外国から来ている技術者に沢山出会ってきました。

非常に勤勉で、優秀な人ばかりです。

中国出身の方で優れた技術者にも助けられてきました。

一方的に国全体を責めるつもりもありませんが、

どんな民族・出身などはただの個性であって、

憎むべき、弾圧すべき対象として挙げるには、

あまりにも非道過ぎると思います。

どうか、目を覚ましてほしいです。

武力や権力で統制をかけることが何の意味も持たないことを。

日本人はこの問題に関心を持ってもらい、

他人事とは思わず、自分自身の意識から変えていってほしいです。

幸か不幸か、ちょうどこの本を読み終えた時に、

こんなニュースが転がってきました。

ユニクロ・柳井氏がウイグル発言で失うものは何か。「ノーコメント」が悪手だった3つの理由 https://t.co/neNDuixW8f

— 行橋安美｜Yasumi Yukuhashi (@YasumiHaYukuyo) April 11, 2021

知らず知らずのうちに、ウイグル人の強制労働に、
私たちも加担してしまっている可能性があります。

これから買う商品についても、

考えて購入していく必要が出てきそうですね。