この書籍を見つけたきっかけはなんだったか…
私は割とノンフィクションやドキュメンタリー映画が好きで、
作られていない、加工されていない現実そのままの話を読むのが好きだったりします。
そこから感じられるパワーというのが、何だか一味も二味も違う気がするのですよね。
そういった情報を気にかけることが多かったせいか、
自然と裁判の様子をまとめたこの連載に辿り着いていた気がします。
朝日新聞の「きょうも傍聴席にいます」の連載。
こちらをまとめたのが今回の書籍。
現在まで第三弾まで刊行されており、
私が読んだのはその中でも最初の書籍になります。
なるべく記者の主観を盛り込まず、
感じたままをそのまま文章にされていて、
読み手が自由に感じることを許してくださっているように思いました。
1つの事件に対して文章があっさりしているような気持ちにもなりますが、
「そうか、自分で考える・感じる癖を持つようにしないと。」と自分自身も改まります。
私はとにかくどの事件でも憤りがすごくて。
どうして、その一つの道しか考えられなくなってしまうのかと。。
もっと、広い視野で「何ができるか」「どうしたら今与えられたカードで進んでいけるか」
を考えられなかったのかと。
登場してくる人たちの近くで叫んであげたかった気持ちが膨れ上がります。
登場してくる人たちの近くで叫んであげたかった気持ちが膨れ上がります。
あああ~。
簡単にはいかないことばかりですけども、
自分が何か出来る立場に居た時には、
踏みとどまるきっかけになれたらと思いました。
※「きょうも傍聴席にいます」をまとめた書籍は下記3冊刊行されています
0 件のコメント:
コメントを投稿